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文字を落としている途中にしかチャンスはないと思った

日常の作業が僕を救ってくれるとは思えなかった

 

言葉の意味は、経験した闇の深さに。

語彙の広さは、心が移動した距離と触れ合った心の数に。

自分の夢が儚く、もろく綺麗なものであるならば、心が枯れることはないと信じている。

 

私たちは私たちを必要とする人を必要としてる(toni&guy 理念)

 

たまに強がる人の色気に見とれてしまう

 

二人の自分を愛してさえすれば、闇なんて怖くない

 

現実と夢の間の午前3時。

熱い想いを語るやつと目が合ったら、もう半分の俺だった。

 

文章は”とりとめのない”を書く訳でもある。

なぜならと"サラサラと"書くつもりもない。

 

 

朝起きると、違う生き物の足跡を辿るように自分の足跡をみている。

洗い物をするときに、シンクに残った食べ物の後はきっとここで何か食事をしたのだろう、一度スイッチが入ってしまう。

 

食後のモノを片付ける時、生き延びた実感がする。

すれ違う雑踏からグラスを合わせるような笑い声。

目をあげて歩く。

 

「ねぇ、何を想ってるの? 僕は毎日のたわいもない、朝にカーテンを開けたり、

君の横顔を見て、時間が光に包まれることが幸せなんだ。

君にありがとうが言えなかったけど、言葉じゃなかったのかもしれないね。」

 あの鳥は僕が呼吸を止めても 気持ち良さそうに空を飛んでいるんだろうな。

 

 

誰にも見られない月になりたい。

夜に鳴く、闇の色した黒猫が、 月夜の光をうらめしく、硝子の涙も頬を垂れ。

 

 

ジンライムの中を泳ぐ魚になりたい。

 

悲しい音色と重なるなんて幸せじゃない?

 

夜景を見て自分の空洞が共鳴したり、

月や星を見て、自分の闇の中に光を願う

 

喪失感は涼しく、砂時計の落ちる眠りにもちろん落ちる

 

 

君と過ごした香りと一緒に出かけることにする

 

思い出は あの時の自分が季節に溶けることが出来た事